夢の途中で目を覚まし 目蓋閉じても戻れない さっき迄鮮明だった世界 もう、幻 私は目を覚ました。 ふと周りを見渡すと、そこには薄暗く湿り気を帯びた異様な空間が広がっていた。 私は暫く彷徨い歩いたが、自分が今いる場所も、自分が置かれている状況も、…

自分が数年前に暮らしていた家についてお話します。(怪談) 父の実家で祖母が暮らしていました。祖母が他界したのち暫く放置されていましたが、税金やら当時住んでいたマンションの家賃やらの問題でそこへ引っ越しました。 あの家を一言で表すなら「廃墟」で…

「人生は有限だ」 「1秒だって無駄には出来ない」 とはまあ至極真っ当かつ高尚な意見だが、およそ十数年間を無駄に生きてきた自分のような人間にとっては「時間を浪費すること」が人生における義務でありルーティンと化しているきらいがある。 明日が来るま…

欠点が多すぎる。 どれか一つを直そうとしても、他の欠点に足を引っ張られる。 こんがらがった糸屑みたいだなと思う。 いっそ丸めてゴミ箱にポイと捨ててしまった方が良いのかもしれない。 紆余曲折のトラウマが複雑骨折を起こしている。 誰か器用な方、一本…

King Gnuの新譜を聴いています。とても良い。 青臭さも、泥臭さも、煙ったさも全部込めて美しさを形作るような。そんなアルバムです。 小さな惑星の「大きなあくびくらい許してよ」の部分、やっぱMステでの一件の事ですかね。多忙だろうしあくびくらい多目に…